- ホーム
- 椿堂について
椿堂について
明治12年、初代園主・椿屋(武村)宗吉が深草の大亀谷にて創業した茶舗。
伏見稲荷大社や東福寺の御用達も務めており、
商品は、宇治産の茶葉のみを使用した高級抹茶から、
「誰がいれても美味しく淹れられる」と評判のほうじ茶「伏見」まで、幅広い品揃えが魅力です。
SHOP INFO
店舗情報
所在地 : 京都市伏見区深草北新町635
電話 : 075-644-1231
営業時間 : 10:00 〜 17:00
政府及び京都府の緊急事態宣言の発出と
お客様と従業員の安全を第一に考え、
営業時間17時迄に短縮させていただいております。
定休日 : 日曜・祝日
交通 : 京阪電車「墨染」より徒歩約2分 JR奈良線「藤森」より徒歩約10分
HISTORY
椿堂の歴史
[草創] 明治〜大正
元禄年間には赤穂浪士・大石内蔵助が山科閑居の頃、衣替えをしたと伝わる旅籠『椿屋』。
明治12(1879)年、初代園主・椿屋(武村)宗吉は紀伊郡(現京都市伏見区)深草村大亀谷にて抹茶、玉露の自園茶販売『玉椿園』を創業しました。
2代園主・武村彦次郎は桃山玉露を全国に広め、茶園は隆盛を極めます。
[変革] 大正〜戦前
3代園主・武村宗彦は太平洋戦時下の陸軍への食糧供給の為、茶園から菜園への改墾を余儀なくされました。
屋号を『福椿園(武村茶舗)』と改め、品質本位の宇治茶販売につとめました。大本山東福寺、伏見稲荷大社などの社寺御用達を賜るなど、多くの皆様のご愛顧を頂いてまいりました。
[文化交流とサービス]戦後〜平成
4代園主・武村敏弘は、店舗を現在の伏見墨染に移し、風流で自由闊達な煎茶道の世界に触れ、古今の陶磁器や茶道具の見識を広め、茶席の開催を行うなど煎茶文化の提唱と交流につとめました。
平成12(2000)年、店舗改装に伴い茶房『竹聲』を併設して、上質な日本茶のサービスと自家製和菓子の製造、オリジナル茶器の販売などを行い日本茶のさらなる楽しみを提案しています。2007年法人化に伴い屋号を『株式会社椿堂(椿堂茶舗)』と改変。
平成27(2015)年、伏見稲荷大社境内の『松の下屋』にて呈茶所を開設させて頂き、国内外の参拝者に高級宇治抹茶と自家製和菓子のサービスを実施しました。(2017年12月閉所)
平成30(2018)年、伏見稲荷大社啼鳥菴(ていちょうあん)内に『稲荷茶寮』を開店し、自家製スイーツ・甘味と宇治茶のサービス、椿堂茶舗の商品販売を行っています。
[伝承と普及]未来へ
5代目園主・武村龍男は日本茶審査技術員(全国茶審査技術6段位・京都府茶審査技術4段位)、日本茶インストラクターなどの認定を受け、日本茶の伝承と普及活動を積極的に行なっています。全国70カ所以上で述べ400回以上の日本茶セミナー、講演会、茶席などのイベントを開催しています。
また国産原葉にこだわった『和紅茶』や『和龍茶』、復刻版『京都紅茶』の商品開発と販売、他社のPB商品などを手がけています。